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プロフィール:

仲村渠純一 就労継続支援B型事業所「with you」サービス管理責任者 沖縄県中城村出身。1984年10月1日生まれ

中学校のボランティア委員で、福祉に接して

 私が福祉系の仕事に興味を持ったのは、中学生の時でした。卓球部に所属していたのですが、同じ部活の友達がみんなボランティア委員にも加入していたんです。その動機は内申点を稼いで、高校進学のプラスにしようという不純なものでした。しかし、ボランティアを通してレクリエーションや移動介助を習って関わるうちに、その楽しさに気づき始めたんです。

小さい頃からおばあちゃんっ子で、おばあちゃんと一緒に過ごす中で日々のお世話をすることもあったため、介護や福祉への抵抗が少なかったのかもしれません。経理の専門学校へ進学することにしたのも、医療事務や福祉業界で働くことをイメージしたから。医療福祉科にてホームヘルパー等の資格取得にも励んでいました。

当時、母は私が福祉系の進路を選ぶことに反対していました。それでも、「人との関わりが多く、困ってる人の手助けがしたい」という理由から、デイサービスでリハビリ助手として働き始めました。膝や腰を痛めた高齢者らに対する回復支援の仕事を4年続けました。

その後、「人生最後のケアにかかわり、自分自身を見つめ直したい」と地域密着、デイサービス、ショートステイ、訪問介護などを扱う「小規模多機能型居住介護」に転職。決定的に違ったのは、毎日決まった利用者と継続的に関わることができるという点でした。手厚く一人ひとりの状況を把握し、高い密度で接することができたことに大きな充実感がありました。

一方で、深く利用者とかかわることで看取りに直面することも少なくありませんでした。そのため、「最後の…」など死を連想させる言葉は会話の中で避けるようにも最大限配慮してきました。人の死まで寄り添ってお世話をする中で、生と死について何度も考えさせられました。

そうやって実務経験を積みながら、介護福祉士の国家試験にも挑戦して10年で合格。もっと幅広く人の助けになる仕事がしたいと、介護という仕事の枠を超えて自分ができることは他にないかと仕事を探した時、就労支援という仕事に出会ったんです。


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