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より良い仕事を作ることが、自分の役目。

大和情報サービスは、大和ハウスグループの中で主にアウトレットモールなどの商業施設の管理運営を担う会社で、沖縄では「アウトレットモールあしびなー」の運営を担っています。

店舗を運営する企業様からの家賃収入を得るだけでなく、施設全体の集客に関わるイベントの企画立案のほか、個別に店舗の売り上げ支援をサポートしていくことが大切な仕事です。

私が所属している営業課では、集客につながる広告やイベントを各店舗と一緒に考えていきます。「あしびなー」は空港に近いということもあり、観光客の方が多くいらっしゃいますが、地元の皆さん、特に若い方に足を運んでもらえるよういろんな企画を考え実行しています。

今期私が取り組んでいるのは、店舗の外壁に県内外のアーティストたちが自由に絵を描き、エリア全体を鮮やかにするというイベントです。私は企画立案のタイミングから、このプロジェクトを担当することになりました。

このプロジェクトに関わる様々な方々とのコミュニケーション、お金の管理など、派手な企画の裏でも大変な仕事はたくさんあり、失敗できないというプレッシャーを感じることは多々あります。しかしプレッシャーを感じるときこそ、「失敗したらどうしよう」と考えるのではなく、経験から得られるものの大きさに目を向けようと思っています。

もし失敗があったとしても、そこから改善できるチャンスがあるんじゃないかと。そう考えるとへこまないし、「失敗」が次の機会に活かせる有意義なものになると思うんです。

入社歴の浅い私に会社が期待しているのは「新しい風を吹かせる」こと。既存の考えから少し方向性を変えて、新しい企画を立ててこれまでと違った集客を試してみたり、日常業務をより効率的・効果的になるよう仕事のやり方を見直したり。

目の前の仕事をこなしている感じじゃなくて、先の目標を見据えて計画的に仕事に取り組むような余裕がでてきました。プレッシャーと向き合いながらも、楽しく仕事ができています。

「誰かの役に立つ喜び」というやりがいに気づいた

社会に出る前は「やりたいこと」がなくて悩んでいましたが、今では「やりたいこと」よりも、自分の中の「こころざし」が大事なんだと思えるようになりました。以前、農業研究センターで働いていたとき、社会人になって初めて仕事のやりがいを感じることができました。

仕事を通じて「自分が誰かのためになれる喜び」を知ることができたんです。それからは、どんな仕事をしたいかではなく、何をやりがいにするかが私にとっては重要なんだと思うようになりました。

現在は、様々なテナントさんと一緒に仕事をするなかで、集客に関わる課題に対してはセールやイベントの開催を一緒に考え、人手不足の課題に対してはあしびなーのHPを活用して求人活動の手助けをするといった取り組みをしています。

日々店舗に足を運び、ひとつひとつの課題に寄り添い、問題を解決していくことが、まさに「誰かのためになれる喜び」であり、そこに充実感を感じることができます。

また、そういったテナントさんが抱える課題と向き合う中で自分にできることが増え、結果、それが次の課題解決につながっていけば嬉しいですよね。

経験を積むことが、自分を知ることにつながる

特に「自分が何をしたいのかわからない」という学生さんには、今のうちに新しい経験をたくさんするなかで「自分を知る」ということに力を入れて欲しいです。今の時点で自分に何ができるかわからなくても、いろんな経験を通して自分の得意なこと、不得意なことが見えてきます。

例えば私は昔からプレゼンが得意で、大学の時の卒論発表から社会人になった今でも、いつもプレゼンは私の役目でした。先日も取引先の企業の方と合同で作り上げた企画をプレゼンする機会があったのですが、とても良かったと褒めてもらえたんです。

得意なことで自分が周りに貢献できていると実感できたことは、とにかくうれしかったですね。反対に、苦手なことはスケジュール管理です(笑)。

いろんな仕事が同時にババっと入ってくると、どうしても自分の好きなものとか興味のあることから手をつけてしまって。社会に出ていろんな仕事をする中で、同時進行でものごとを進めていくのが苦手なんだと知りましたね。

「不得意なことを得意な人と同じレベルにするのは難しいが、日々意識しながら訓練すれば平均点くらいは取れるようになる。マイナス部分はゼロに近づけて、得意分野でプラスを稼いだ方が総合得点は高い」。

昔の上司の言葉ですが、今までの経験がまさにそうだったと実感しています。ゴルフメーカーやラーメン店の運営をしたノウハウが今の仕事で活かされているし、研究の仕事をしたから、自分の考えを確立できています。

どんな仕事をしたいかわからなかった時代のキャリアアップが、自分や会社の役に立っているんだなと日々実感しています。さっき言ったスケジュール管理が苦手という話も、他の人のスケジュール管理の仕方を見ながら、付箋にタスクを書き出したり、手帳の使い方を変えたり、タスク管理をするための新しいアプリを試して見たり、少しずつでも日々コツコツと改善している途中です。

自分が苦手なことは、それを得意とする人からとにかく学んでいます。そうやって新しいことを経験することで得意不得意を見つけ、出来ないことは改善して、出来ることは伸ばしていけば自分のできることが増えていきます。すると「何をしたいか」「何を大切にしたいか」を考える材料も増え、自分なりの答えに近づくのではと思います。

ライター 高橋直矢さん:

佐野さん、ありがとうございました!社会に出てからのいろんな経験を通して自分を知ったことが、将来の糧になったんですね。お話しの中でも、失敗してもその経験をどう活かすか、どう改善するかを考えて実践するという姿勢が印象的でした。その姿勢があったからこそ、経験を役立て、やりがいを持てる仕事にたどり着いたんだなと感じました。学生の僕も、たくさん新しいことにチャレンジして、その経験から自分に何ができるかを考えていきたいと思いました!


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