hatarakuotonatachi

周囲のサポートが、何度でも立ち上がる勇気をくれた。

入社してすぐに、県内大手チェーンスーパーの営業を任されることになりました。営業志望と言っても、もちろん初めは分からないことだらけで、大小様々な失敗を経験しました。

中でも記憶に残っているのは、他社の営業の方々も商談するオープンスペースのブースの一角で、担当者に提案した企画を一蹴され「こんな企画で商品が売れるわけないだろう!」と大きな声で怒られたときです。

周囲が静まり返ってしまうほどの迫力でした。普通であれば大手との大事な取引には、どこの会社もベテランの人やエース級の人が営業担当になるんです。入社歴の浅い私に大きな仕事を任せてもらったという喜びもありますが責任も重く、そのときはさすがに「もう行きたくないなあ」と思うくらい凹みましたね。

でも、その時先輩が「何回も行って、失敗しなさい。失敗しても、何度もチャレンジしなさい。行かなくなったら、終わりだよ」という言葉を掛けてくれました。これは今でも胸に残っていて、営業として大事にしている信念でもあります。

自分が失敗したり商談がうまくいかなかったりしたら、上司がちゃんとサポートしてくれますが、その手前で自分が諦めてお客さまのところに行かなくなってしまったら、今までやってきたことも意味のないものになってしまう。

だから、何回失敗しても次の提案に自分で行くってことは大切にしていて、そのおかげで何度も立ち直れたというか、本当に頑張ることができたなと思います。

もちろん、何も考えないで何度も提案していたらダメですけど、試行錯誤して伝えることで誠意みたいなものって伝わるんだと思います。

そのおかげもあり、怒られてしまった担当者とも、その後は自宅のバーベキューに呼んでいただけるほど良好な関係になりました。父と子ほどの年齢差がある方でしたが「あなたはもっと伸びるから頑張りなさい」と愛情を持ってお付き合いいただき、今でもとても感謝しています。

築き上げてきた信頼で、成功をカタチに。

私が担当するスーパーの営業の仕事では、販売促進の商品軸が大きく分けて2つあります。ひとつは、プレミアムモルツや金麦などの定番商品と、もうひとつはチューハイなどの季節限定商品です。

各商品、これまでの販売実績を勘案し、世間がどんなイベントやテーマに興味を持っているのか、ニュースや本社からの情報もインプットしながら、店舗の担当者と「この季節にはこんな需要があるので今年はこんなイベントを立てて売りましょうか」というような企画を持ち込みます。

今年の5月、ある量販店で「からあげとハイボールを一緒に買うと、そのレシートで抽選で商品券が当たるキャンペーン」を実施しました。きっかけは量販店の担当者から「からあげグランプリ」で賞を獲ったという連絡をいただいたところから始まりました。

それなら、からあげはハイボールとの相性が抜群だから、その二つを掛け合わせた販促キャンペーンをしましょう、と提案したんです。先方も「面白そうだからやってみましょう!」と言っていただき、実際にキャンペーンがスタートすることになりました。

ポスターを作ったり、応募窓口を開設したり、たくさんの人を巻き込みながら今までやったことのないことに挑戦するので、大変なことも多くありましたが、無事やりきることができました。結果、売上は通常の200%を達成。次回はweb応募も加えようと前向きに話が進むなど、好評で終えることができました。

このキャンペーンができたのは、担当者の方からグランプリ受賞の報告を真っ先にいただけて、すぐに動けたおかげもあります。もし、他のメーカーさんに声が掛かっていたら、他社が動いていたかもしれません。

だから、日頃からのコミュニケーションって大切だなって思います。話すだけでなく、時には店舗の人と一緒にドリンクを運びながら同じ目線で仕事をする。そこをきっかけに相手の懐に飛び込んでいけることも自分の強みかなとも思います。

もちろん、しっかりと数字を作ることで相手に信頼してもらうことも必要です。けれど、人と人との信頼関係があってはじめて、新しい仕事がつくれるんだと思います。

挑戦を後押ししてくれる、やってみなはれ精神。

サントリーが大切にしている言葉で「やってみなはれ」というものがあります。まずは何事も「やってみなはれ」。自主性や行動というところをとても大事にしてくれる会社なので、新しいチャレンジにも寛容ですし、若手でもたくさん打席に立つことができます。

この社是は実際に社内にもとても浸透しています。新しい挑戦をすることで失敗もありますが、おかげでたくさんの学びがあるし、10回に一回くらいはうまくいくこともあるんです(笑)。

もちろん、その挑戦をサポートする体制もしっかりしていて、困ったときにはいつも先輩や同僚が相談に乗ってくれます。アドバイスをもらえたり、時には商談に同席したりと、サントリーで一緒に働く人がサポートしてくれるから今の私がいるんです。

サントリーの商品の品質には自信があります。そこをお客さまにも評価していただけたらうれしいです。だから企画を提案するときも、価格で勝負するんじゃなくて、これおもしろいね!と思われるような企画力で勝負したいです。

その方が僕も楽しいですし、相手にも同じように楽しんでもらいたいです。働くなら、楽しく働くほうがいい。仕事に向き合うときに「どんな時でも楽しむ」っていう意識は大事にしていますし、そこは人一倍強いかもしれないです。

就職活動も楽しいを実現できそうな会社を選ぶのがいいと思いますよ。いろんな人が意見しますが、最後に決めるのは自分。また、自分で納得したものなら頑張れますしね。

やりたいことがあっても、最初からはうまくいきません。まずは真似。真似して1年間は経っちゃうと思います(笑)。やりながら常に学んでいく。2、3年目あたりくらいからは徐々に自分のやりたいことを仕事に織り交ぜていく。

沖縄サントリーは「やってみなはれ」だから、自由に頑張らせてくれるので。その社風は素敵だなと思います。面接の時になんとなく感じた“雰囲気の良さ“は間違いじゃなかったです。

今度は、僕がこれまで先輩に与えられてきたことを、後輩に返してあげたいと思っています。後輩がどんどんチャレンジできるように、その土壌をつくっていく。

僕自身もこれからどんどん新しいことへの挑戦はし続けたいし、この会社で売り上げを作っていきたいです。あとは、地元宮古島へも、どんな形かは分かりませんが仕事で貢献したいなと思っています。もしかしたらそれが、新しいチャレンジになるかもしれません。

ライター 高井賢太郎さん:

砂川さん、ありがとうございました。インタビューの中でも「どんな時でも楽しむ」「自分が楽しいと思うことをやる」というお話が胸に響きました。就職活動真っ最中である今、改めて自分のやりたいことを大切にしたいと思います。何より、楽しそうに話してくれる砂川さんは輝いて見えたし、自分が考えていた「営業職」のイメージが明るく変わりました!僕も、楽しみながら挑戦し、成長できるように日々、頑張りたいと思います!


Back number